ジョージ・ウィンストンのピアノ〜あこがれ/愛
ジョージ・ウィンストンは人気があるのに、なぜ弾く人がほとんどいないのでしょうか。
それは、楽譜が販売中になり、持っている人が少ないからです。
1985年くらいに、ドレミ楽譜出版から「AUTUMN」と「DECEMBER」の楽譜が出版されていたようですが、著作権の問題により、販売中止になったそうです。
まだ日本での人気が出る前の事だったので、そのまま見過ごされてしまうような出来事だったでしょうが、人気が爆発した今、ジョージ・ウィンストンの楽譜を探している人はとても多いです。
しかし、手に入れるのは非常に困難なため、某インターネット・オークションでは、5〜10万円の高値が付いたり、偽物が出回ると言った事が後を絶ちません。
韓国で販売されていた楽譜も出回っていますが、調が違っている楽譜が大半で、正規版かどうかも不明です。
最も確実な方法は、「持っている人に貸してもらうか、譲ってもらう」か、いわゆる「耳コピ」しかないようです。
今後、楽譜が販売されるかと言えば、その確率はかなり低いですね。
ジョージ・ウィンストンのコンサートに行った人なら分かると思いますが、彼の演奏はほとんど即興演奏です。
一応、CDに収録されている曲の通りには弾きますが、時には全く違う曲に聴こえる時もあります。
私が渋谷オーチャードホールに、2日連続でコンサートに行った時、同じプログラムにも関わらず、1日目と2日目とでは、違う演奏でした。
つまり、楽譜にしてしまう事で、音楽が1つの「型」や「形」になるのを良しとしないと言う事なのです。
ジョージ・ウィンストンは昔から、弾きたい曲があると、それらを常に耳から取り入れて弾いていたそうです。
とある漢学雑誌のインタビューで、
「みなさんには、僕の曲を聴いて、それぞれが感じたように弾いてほしいんだ」
と語っています。
楽譜がなければ何も出来ない私としては、かなりハードルが高いと言えますが、ジョージ・ウィンストンは常に耳から音楽を取り入れ、自分の音楽と融合させて来たと言う事実を考えると、それらを全て含めて、ファンとして受け入れたいと思います。
現在、特典として楽譜が付いているCDは以下の通りです。
「Longing/Love(あこがれ/愛)」
→ AUTUMN〜20th Anniversary Edition
「Reflection(きらめき)」
→ WINTER INTO SPRING〜20th Anniversary Edition
「パッヘルベルのカノン変奏曲」
→ DECEMBER〜20th Anniversary Edition
「Great Pumpkin Waltz」
→ Linus & Lucy The Music Of Vince Guaraldi
「Graduation(卒業)」
→ PLAINS
「The Velveteen Rabbit」
→ The Velveteen Rabbit〜20th Anniversary Edition

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